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2013年04月04日

ウッターナーサナに磨きをかけるための「下垂」というテクニック その2 -大腿筋膜張筋と中殿筋-

How to Use Nutation to Refine Uttanasana, Part II—the Tensor Fascia Lata and Gluteus Medius


前回のブログでは、あらゆる分野において「マスター」と呼ばれる人々はすでに達人でありながらも自らを磨き続ける、というお話をしました。私は「仙骨を下垂させる」テクニックを用いて、この逸話に従ってみました。

今回のブログでは、大腿筋膜張筋と中殿筋を使って動きに余裕をつくり、前屈のポーズ、特にウッターナーサナをさらに深めるヒントについてお話ししましょう。

img_uttanasana_blog3_1-1.jpg

Freeing the sacroiliac joint using the gluteus medius and tensor fascia lata.
中殿筋と大腿筋膜張筋を使って仙腸関節を解放する。

大腿筋膜張筋(TFL)と中殿筋は、骨盤の横についている筋肉です。大腿筋膜張筋は腸骨稜の前面から始まり、腸脛靭帯を通ってそこから脛骨の前面外側まで伸びています。中殿筋は、腸骨稜のもうちょっと後ろから始まっていて、大腿骨(太ももの骨)の先端にある大転子で停止しています。

この2つのメインの動きは、股関節の外転(脚を外に開いて中心軸から離す動き)です。大腿筋膜張筋、そして中殿筋の前部線維は大腿骨を内旋させます。もし大腿骨が固定されている場合には(足を強くマットに根付かせているなどで)これらの筋肉をはたらかせて腸骨稜の起始の方向にひっぱり、仙腸関節の可動域を広げてあげましょう。これは「クローズドチェーン収縮」の例で、筋肉がはたらく事で停止部ではなく、起始部を動かします。(起始部を動かす事を逆に「オープンチェーン収縮」と呼びます)

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ウッターナーサナに磨きをかけるための「下垂」というテクニック。 その1

How to Use “Nutation” to Refine Uttanasana—Part I

img_nutation1.gif

Sacral nutation - exaggerated for effect.
仙骨の下垂 --- この図では、よくわかるように少し大きく動かしています。


何年も前にプネーにあるラママニ・アイアンガーメモリアルヨガインスティテュートで、かなりの長い間ヨガを研究していたことがありました。そこで、私は可能な限りヨガアーチャリアであるアイアンガー師のプラクティスを見続けました。ただ体の形を観察するだけでなく、師はどのようにプラクティスを行っているのか、1つのポーズから次のポーズにどのように動くのか、または1つのアーサナの中で、どのようにはたらきかけようとしているのかを観察しました。

そして私は、師がなおもその技術を洗練し続ける、というアプローチ方に魅了されたのです。B.K.Sアイアンガー師は、ライト・オン・ヨガ(邦題:ハタヨガの神髄)の著者であることを心に留めておいてください、彼はその本が世に出るよりも以前に、すでに50年以上も練習をしていたのです。しかしそこからもなお、熟練されたアーティストのようにポーズを磨き続けているのです。それはまるで体を、エネルギーを持った彫刻として扱うよかのように見えました。

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2012年11月29日

肩を使ってウッターナーサナを深める方法

ウッターナーサナ:背部の筋群をストレッチする為に
三角筋の前面と大腿四頭筋が収縮しています。

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2012年11月22日

理論の大切さ(と、深い呼吸をするためのイケてるヒント)

まず、アシュタンガインストラクター・ロビン・ファインバークがこう言ってくれている事に感謝します。「…アシュタンギたちは、つらい状態になったら深く呼吸します。ウジャイ呼吸を深めるためのコントロールがレベルアップすると、練習自体がレベルアップします。」パタビジョイス師の言葉を引用すると「99%の練習、1%の理論。とにかく練習をする。そうするとすべては向こうからやってくるのです。」…

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2012年11月08日

逆にはたらく力を、どうやってバランスさせるか -- 足と足首

逆にはたらく力を、どうやってバランスさせるか -- 足と足首

この統一理論を説明する鍵の1つは「ハタ」と言う名前にあるのではないでしょうか。すなわち、太陽と月という反対の力が均衡を保っているという事です。
足と足首において、2つのバランスをとるヒントがここにあります。


まず、解剖学から…

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