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理論の大切さ(と、深い呼吸をするためのイケてるヒント)

まず、アシュタンガインストラクター・ロビン・ファインバークがこう言ってくれている事に感謝します。「…アシュタンギたちは、つらい状態になったら深く呼吸します。ウジャイ呼吸を深めるためのコントロールがレベルアップすると、練習自体がレベルアップします。」パタビジョイス師の言葉を引用すると「99%の練習、1%の理論。とにかく練習をする。そうするとすべては向こうからやってくるのです。」…

今日はヨガマスターであるジョイス師の有名すぎるこの言葉にフォーカスしよう。なぜならこれこそが練習に命を吹き込む理論だからです。 前回のブログでも紹介したように、科学的な原理に効力を持たせるためには、他の科学者たちによっても再現可能である必要があるのです。

ちょっと時間をとって私たちのFacebookのページを見てみて下さい。 “people who like this”という所をクリックしてみて、かっこいい写真がたくさん載っているでしょう!素晴らしいアサナを見せている人たちは世界各国のアシュタンガヨガ練習者ですね。

これは、練習がいかに活力を与えるものなのかと言う事の証明ですよね。そしてマスターであるアイアンガー師のアライメントの理念にも、これによく似た科学的な基盤があるのです。関節を正しい位置に持ってくると、関節に調和がもたらされます。そしてこれは軟骨の小さな部位に集中する関節反力の発生を低下させ、ヨガでの怪我を防止してくれます。アイアンガー師もプラーナヤーマについて同じアドバイスをしています(下記参照)。


ところで、この前パブメド(PubMed--無料で公開されている医療文献検索システム)を検索していた時に、この深い呼吸のテクニックの安全性と、これがいかにいろいろなことに効果をもたらすかを立証するような記事を見つけました。特に高血圧のコントロールに効果があるようです。ここでその記事を皆さんにも紹介しましょう。

最初は、重度の肺高血圧患者に対し、非常に良い影響をもたらすエクササイズの方法と、呼吸のトレーニング方法について述べています。この記事の著者は最後をこう結論づけています。「この研究は、運動と呼吸トレーニングが運動能力と生活の質を改善できる可能性がある治療としてのアドオンとしてはたらくので、結果、長い目でみた安全性を手に入れることができるのです。」

は、「高血圧患者の心肺をコントロールするためには、ゆっくりとした呼吸のテクニックを用いて呼吸器系を再教育することが有効な方法である。」と結論づけています。

3つ目のタイトルは「呼吸のコントロールが血圧を下げる」です。(もう、これ以上の説明はいらないですよね)リンクをクリックして記事を全部読んでみてください。ヨギたちが長年行ってきた練習の数々が一層裏付けられるのが解ってきます….すごい!!

でももし、むちゃくちゃな練習をしてしまうとプラーナーヤーマと同じくらい強力な副作用がある可能性があることも心に留めておいてください。これらの影響についての詳細とそれらを回避する方法はBKSアイアンガー師の「ヨガ呼吸・瞑想百科(原題:Light on Pranayama)」(プラーナーヤーマのためのバイブル)で確認する事ができます。

私は、これらを行った後の効果として自分が実際に体験した事(震え、唾液の分泌、頭痛)をヨガアーチャリア、つまりヨガ最高指導者であるアイアンガー師と話し合う事ができました。そして師は真珠のように貴重な言葉をくれたのです。「そういった症状を感じたときには、その日はもうお休みしなさい。感じないのであれば練習とともに前に進みなさい」


ではここでヒントに移りましょう。

この理論を立証するもう一つの方法は、ポータビリティ(可搬性。そのまま他の事にも応用できること)として知られる概念です。一般的には、何かがある研究所でうまく言ったと報告されれば、他でもうまくいくものなのです。(もしくはそうであると疑える)では、これ考えはヨガだとどういう事なのでしょうか? PNF相互抑制のような生体力学的理論は、すべての練習スタイルに取り入れて使う事ができ、筋肉に応用する事もできます。小さいところで言えば、あるポーズで胸を広げる筋肉が、他のポーズでは深い呼吸をさせるためにはたらいたりすることもそうです。


ダンダーサナで胸を開くために呼吸補助筋を使う


ポータビリティという考え方を練習に取り入れてみましょう。まず、タダーサナでやった呼吸補助筋肉をはたらかせるためのテクニックを試してみて(「ヨガで呼吸を深めるためのイケてるヒント」参照)それをダンダーサナに応用させてみましょう。

息を吸うときに、上腕三頭筋をはたらかせて肘を伸ばし、両手のひらでマットを押します。菱形筋と僧帽筋中部を使って肩甲骨を正中線に引き寄せ、その両手を(手の位置は変えず)外に向かって滑らせるように試みながら前鋸筋のスイッチをオンにします。これがどんなふうに胸を開かせているか感じてみましょう。吐く息でリリースします。解剖学の詳細はここ を参考にしてください。

これらは他のポーズでも同じようにはたらきます(これがポータビリティ、可搬性の例です)。無料で手に入るe-bookを見ながら、PNF相互抑制などの生体力学的な原理である「ポータビリティ」を自分でどうやって使えるようになるのか確認してください。

いいね、じゃあ私は練習に戻ります。来週もまたチェックしてくださいね。今度は主動筋と拮抗筋の関係性についての情報ですよ。Facebookで無料のe-bookポスターをゲットするのも忘れないでね!


ナマステ

レイより

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この記事はThe Importance of Theory (and Another Cool Tip for Deeper Breathing) の日本語翻訳記事です。

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