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ヨガで繋がる-YOGA IS UNITY Vol.11
photographs by Masaya Tanaka text by Naomi Funakawa
笑顔アメニティ研究所を設立し、笑顔の大切さや自然な笑顔のつくり方を教える門川義彦さん。
笑顔になると、脳内で快感ホルモンが優位になり、ハッピーな気分になります。
笑顔とヨガには、力の抜き方や呼吸に共通点がありました。
![]() 割り箸をくわえて、割り箸より上に口角をあげる「わりばしストレッチ」。普段使わない筋肉が刺激される。「わりばしストレッチ」は笑顔アメニティ研究所の登録商標です。 |
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門川義彦 かどかわ・よしひこ●1952年生まれ。1992年に笑顔アメニティ研究所を設立し店舗スタッフから経営者を対象に、「笑顔のチカラ」で売上アップを果たすノウハウを伝授。割り箸を使った笑顔のトレーニング法など、ユニークなアイデアでわかりすく笑顔の作る方法を教える。http://www.egao.co.jp/ |
笑顔を投げかけられる 笑顔になる。 笑顔は伝染るんです。
| UTL | 門川さんが笑顔コンサルタントになったきっかけは? |
|---|---|
| 門川 | アパレル会社の営業本部にいたときのことですが、同じように教育して、同じ物を同じように売ってるのに、店に売り上げに差が出るわけです。疑問に思い、現場に立って一緒に販売したときに、原因が笑顔だと気づいたんです。笑顔がないと、相手に気持ちが伝わらない。笑顔は積極的に自分を伝える対人コミュニケーションの技術なんですよね。 |
| UTL | 日本人は苦手かもしれませんね。 |
| 門川 | がんばって笑顔になれる人はいません。笑顔はできちゃうものなんです。日本人が笑顔に自信がない理由のひとつが、顔が平らであることなんです。凹凸がないから脂肪分がつきやすく、顔の筋肉が動きにくい。だから、顔のストレッチが大切です。顔の動きは口・眉・目。全て連動しているから、口だけ動かしても仕方ない。2つめが、顔も動きづらいけど、心も動きづらいこと。一般的に、日本人はシャイ。伏し目がちで、相手と距離を保つ文化です。また、感情をあまり美徳としない、武士の文化も根強い。文化は大事にしつつ、ストレスと仲良くしながら自分らしさをしっかり持てば、自然に笑顔になれますよ。 |
| UTL | そのプロセスを教えて下さい。 |
| 門川 | 笑顔を作る前に、身も心もハッピーにテンションを上げていくことが必要です。ハッピー体操で、自分でテンションを上げちゃいましょう。まず、思いっきりあくびをして顔をグーパーグーパーすると、脳の血液の循環がよくなります。次に、鏡に向かって「ハッピーハッピー」って何度も投げかけるんです。語尾がイの言葉、ラッキー、ウイスキー、すし、キムチ、ケーキ、ハッピー、大好き!って(笑)。ガーッと上がっちゃいますよ。そこから少し下がったところが笑顔の位置。相手よりも少し高くテンションを維持するといいですよ。次に、大事なのが呼吸です。笑うときは吐く息が強調され、副交感神経が優位になりリラックスします。逆に、吸うときは交感神経が優位に働き、緊張して心拍数が早くなります。ビールを飲んだときは「おいし〜!」って吐く息ですよね。そして、先ほど言った口・眉・目。口元を上げるだけで、ほお骨が上がり、目が細くなり眉尻が下がります。これは、顔面フィードバック効果といって、たったこれだけで快感ホルモンが優位に働きます。脳が勘違いを起こすんですよ。 また、相手にほほ笑むと、笑顔が返って来る、ミラー効果の実験結果もあります。笑顔は伝染するんですよ。 |
力を抜いて、笑顔になろう。
| UTL | UTLのティーチャーに笑顔のレッスンをしていただいたとき、効果がすぐに表れて驚きましたよ。 |
|---|---|
| 門川 | ヨガの先生は、力の抜き方が非常に上手なんですよ。素直な人が多いんでしょうね。 |
| UTL | ヨガは静かな心を求めてやるわけですけど、最後にシャヴァーサナ(屍のポーズ)という床に体を預けるポーズをとります。この極上のリラックスを味わうために、様々なポーズをとるわけです。最初に緊張状態を作り、力を抜く。その落差が大きいほどリラックスできるという理屈です。門川さんのレッスンも最初にテンションを上げていき、力を抜いたときに自然な笑顔を作る。やり方が非常に近いなと感じました。 |
| 門川 | そうですね。ところで、笑顔も大事ですが、真顔も大事ですよ。実際、笑顔でいる時間は1日のうちに短いものです。無理して笑顔を作る必要はなく、普段は穏やかな顔でいればいい。ヨガの先生は穏やかな顔の人が多かった。ヨガをやっていると力の抜き方が自然に身につくんだと感じました。 |

