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ヨガで繋がる-YOGA IS UNITY Vol.10

photographs by Bunpei Kimura text by Naomi Funakawa

アシュタンガヨガを教えながら、「わたしに還る場所。わたしが満ちてくる時間。」をコンセプトに、ヨガスタジオだけでなく、ヨガのフリーペーパーの発行やSNS(ソーシャルネットワークサービス)を運営するアクティブなchamaさん。
孤独と向き合うイメージもあるヨガですが、「まず楽しむこと」を念頭に、人と繋がる場所を提供しています。

ヴァシツァ・アーサナ(賢者のポーズ)。腕の力ではなく、骨盤を引き締めながら姿勢をキープする。集中力が必要

 

chama/相澤護(ちゃま/あいざわ・まもる) 1967年東京生まれ、伊豆高原在住。レゲエクラブ経営、放送作家事務所勤務、TVCM制作プロダクション勤務、海外放浪などを経て、2002年tokyo-yoga.com設立。ヨガスクール「神南プラクティス」「江坂プラクティス」の運営や、フリーペーパー『ヨガヨム』の発行、ヨガヨムSNSの運営などに携わる。 ●神南プラクティス 東京都渋谷区神南1-12-16 和光ビル4B tel.03(5458)1082  http://www.tokyo-yoga.com/

 

人のまねはしないで、自分のペースで楽しむことが長く続けるコツ。

UTL チャマさんは今、伊豆高原に住んでいるんですよね。
チャマ はい。もともと東京生まれの東京育ちなんですけど。去年の夏に、思い切って引っ越しました。
UTL なぜ伊豆高原だったんですか。
チャマ ヨガを含めた身体について影響を受けた方がご夫婦で住んでいたんです。妻も伊豆高原でボディワークをやっていたので、引っ越して来いって誘われていたんです。 最初は現実的じゃないと思ってたんですけど、2年ほど考えてみて。…ただ実際はなかなか難しくて、今の目標は月に1週間帰ることです。
UTL 伊豆高原はボディワークが盛んですが、何か理由があるんでしょうか。
チャマ 住んでいる人は、富士山もあるし、気がいいとよく言ってますね。特に伊豆高原は海も山も川もあり、あまり人が住んでいなかったので未だに森がたくさん残っているんです。
UTL 今度、食のワークショップもやられるそうですか、ヨガと食はやはり関わりが深いと?
チャマ ヨガをやっていると食生活がベジタリアンとかローフードなど、極端に走る傾向があります。インストラクターが何十年も時間をかけてある程度の場所に辿り着くのはいいと思いますが、始めて間もない人がすぐにまねすることでいろいろ問題が起きてたんですね。だから、もう少し引いた目で食生活について学べたらいいと思っています。
UTL チャマさんはベジタリアン?
チャマ 20代の頃は徹底して食生活を変えた時期が何度かありますが、今は厳格なベジタリアンではありません。一時は納豆とこんにゃくしか食べないで1ヶ月過ごしたり、いきなり10日間断食するなど極端なことをやってました。極端なことをすると、身体にもメンタルにも変化は現れるんですけど、揺り返しも大きかったんですよ。今は緩い感じに一度戻しています。
UTL それはヨガをこれから始める人にとっては安心かもしれませんね。
チャマ 特にアシュタンガを始める人は、最初にガーッと入り込む傾向があると思います。女性だと生理がなくなっちゃう人も見て来たんで。ガーッと入って途中で燃え尽きちゃったり、体調を悪くするより、比較的緩やかな感じでやる人のほうが結果として長く続く傾向があるのかなと思いますね。
chama

頭の後ろに足をもっていくエカ・パダ・シルシャーサナ。股関節、大腰筋、仙骨を意識して行う。

 

人と繋がってヨガを楽しもう。

UTL ヨガのフリーペーパーを発行したり、SNSを運営したり、ヨガを教えるだけではなく広める活動も多岐に渡っていますが、その原動力は何ですか。
チャマ 僕自身、アシュタンガで救われたというのが大きいですね。親父が生活習慣病で入院して介護をしいるときにアシュタンガに出合い、自分の生活習慣を見直すきっかけになりました。汗もかくし難しいポーズも多いから、他のことを考える余裕もなくて、すごく集中することができてリセットさせてもらえたなって。基本的にはその延長線上で、何かを発信したいと思っています。
UTL 多忙の中で楽しく過ごすコツは?
チャマ 誰かと一緒にいる時間を大切にしています。スタッフのみんなと一緒にご飯を食べるのは、すごくストレス解消になってますね。まず、自分が楽しめることが最初にあって、ずっと1人だと楽しめなくなるし続かないので、最終的には自分1人になるとは思うけど、その過程の中で人と繋がっていたいと思います。それを続けるためには、やっぱり場所が必要。リアルな場所もそうだし、ネットやメディアなどのバーチャルな場所もそうだし。ヨガを楽しく続けられる環境を維持していきたいですね。
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