暁天坐禅 参加の心得
暁天坐禅:
お寺の朝ごはん 月-金 6:30~
直堂:樋口 星覚
場所:アンダー・ザ・ライト ヨガスクール 5F
暁天坐禅 参加方法
道場
【三進退について】
永平寺では三進退と呼ばれる基本的な三つの作法があります。合掌・叉手・法界定印がその三つです。お辞儀をするときは合掌、歩くときや立っているときは叉手、坐っているときは法界定印、道場では常にこの三進退を行じて下さい。
作務
【作務について】
「一に掃除、二に掃除、三四がなくて、五に掃除」といって永平寺では掃除することを「作務」と呼び、大切な禅の修行のひとつとされています。
老師からは「汚れているからするのではない。きれいなものに磨きをかけ、美しさを引き出すのが掃除だ」
と教わりました。
朝早く道場をピカピカに磨き上げ、心も身体も整理された気持ちのいい一日をスタートすることができます。
坐禅
【坐禅について】
坐禅をやってもなんにもなりません。
がっかりびっくりされるかもしれませんが、このことをまずはっきりさせておきたいと思います。
坐禅は何かの目的をもってするものではないのです。
勿論坐禅をすることで得られる効果はたくさんあります。
例えば・・・
・頭がすっきり爽快になって閃きが生まれる。
・呼吸が楽になり、身体に活力がでてくる。
・普段の動きに無駄がなくなり疲れなくなる。
・腹が据わり、いつも平穏な気分でいられる。
・姿勢や所作が優雅になる。
・スタイルがよくなる。
しかしこれは坐禅の本質ではありません。
坐禅は俗世間の目的を離れた「生きることそのもの」です。
いろいろな効果があって魅力的な禅の修行ですが、それを超えたところに本質があるということをご理解頂ければと思います。
【無心について】
よく質問を頂くのですが、無心で坐っているのはなかなか難しいものですね。
いきなり泣け、笑え、怒れ、といっても難しいように心は自分の意志通りにはなりません。
禅には調身調息調心という言葉があります。
ちょうしんちょうそくちょうしん、と読みますがこの漢字の順番には深い意味があります。
無心になるのは難しいけれどもとにかくカラダをととのえる、すると呼吸(イキ)がととのってくる。すると自ずとココロもととのってきます。
カラダを整え、イキを整え、坐ってみましょう。
朝課
【読経について】
暁天坐禅では、毎朝般若心経と消災妙吉祥陀羅尼を唱えます。
音程も声の大きさも自由です。意味も全くわからなくて構いません。 朝にみんなで一緒に一つの音を響かせる気持ちの良さを感じて下さい。
行粥
【お粥について】
永平寺の雲水(修行僧)がみな血色がよく、目をキラキラ輝かせている秘密はおかゆ(お粥)にあります。
「粥有十利 (しゅうゆうじり)」といって主に以下の10徳が伝えられています。
一、血色を良くする
二、力を得る
三、寿命を延ばす
四、苦痛がない
五、言葉がはっきりする
六、胸のつかえが治る
七、風邪が治る
八、空腹が癒える
九、のどの渇きが消える
十、大小便の通じが良くなる
身体が中からキレイに浄化されていく感覚です。どうも身体の調子が良くない。食欲がでない。そんな時に最適なのがおかゆなのです。
(樋口 星覚)
